今からお前んちこいよ

ベルリンにて細々とお勉強。

海外移住して10ヶ月間でしてきた事

ベルリンに移住して10ヶ月が経とうとしている。
ようやく全てが落ち着いて平穏に暮らせているので、暮らしを構築する上で仕事以外に何をしてきたのかを振り返ってみようと思う。

事務作業

銀行口座開設

お給料を振り込んでもらうために急務。N26が最速で開設できるオンラインバンクだったのでそちらを開設。手続きはビデオ通話での質疑応答とパスポートチェック。苦労したのは、「口座開設には携帯番号が必要、携帯契約には口座が必要」というデッドロック状態だったこと。結局プリペイドで臨時の携帯番号をゲットして挑んだ。

携帯プロバイダー契約

サブスクリプション型の契約には銀行口座が必要で、口座開設前はプリペイド型を購入して凌いでいた。ドイツの携帯プロバイダーに関して無知だったので、サブスクリプションする前にプリペイドでいくつかの会社の電波状況を確認した。結局O2回線を使うプロバイダを利用している。毎月19€(2300円くらい)。

住居登録

日本と同様に引越しの度に転入転出登録がある。ベルリン内であればどの市役所でも対応してくれる。窓口予約をネットで事前に行う仕組みだが1ヶ月程度空きがないので私は突発で空いた枠を予約している。書類はもちろんドイツ語なので初めは手間取った。

税金番号取得

初回の転入登録と同時にTaxIDが発行される。会社に番号を提出して、毎月のお給料から膨大な税金を納めている。

健康保険加入

保険は自分で選んで自分で加入する仕組み。英語対応の保険がTKだと聞いたので加入した。他にも色々な会社があったので見直す機会があれば切り替えるかもしれない。

賠償責任保険加入

健康保険同様に、保険は自分で選んで自分で加入する仕組み。 アパートを借りる際に加入が必要だったので周りの人に聞いて HUK-COBURG という保険に加入した。

労働ビザ更新

過去の記事で書いた通り、初回発行は日本で行った。ベルリンでは更新作業のみ。保険証明書を提出して終わりだったと思う。日本で取得したものはパスポートに印刷された状態で、更新後はカードタイプが発行された。

確定申告

Wundertaxでオンラインで申告した。4年前までであればいつでも申告可能で便利。

住居

会社持ちアパートに入居

会社がアパートを持っていて、ベルリン到着後は最長3ヶ月間そこに住む事ができる。同居人はオランダ人の男性とインド人の男性だった。とても良い人達とはいえ居心地はよくないので2週間でWGアパートへ引越しをした。

WGアパート探し

WGは Wohngemeinschaft の略で、要はシェアハウス。 ベルリンで自分のアパートを契約するのは容易ではない。奇跡的に 日本人向けアパート のサイトで空きを見つけた。国籍を利用した契約(?)が功を奏し、連絡をしてから3日後に入居というスピードで引越しをした。結局7ヶ月弱をここで過ごした。

一人暮らし用アパート探し

ベルリンのアパート探しは容易ではない。
一人暮らし用アパートを申込するために(恐らく)最低限必要な書類は
①Shufa: 収入・支払い履歴などから判定される支払い能力認定書 
②現住居の家賃支払い証明:現管理会社などに資料を作成してもらう 
③収入証明書:会社が発行する正式な過去3ヶ月分の給料内訳 
④住民票:現住居に転入登録した際にもらう書類 
⑤パスポート・ビザ

他にはカバーレターやプロフィール、貯金証明、賠償責任保険証明書 など管理会社によって異なる。一つの物件には何名もの申込がありその中から選ばれる必要がある。

私の引越し履歴は、
会社アパート(2週間)→ WGアパート(7ヶ月弱) → 一人暮らしアパート(今)
つまり、書類①②③のためにWGアパートでの生活をしていた。

ちなみに、退去宣告は3ヶ月前が基本なので、WGと一人暮らしアパートの家賃は2ヶ月間だけ両方支払っていた。

家具購入

家具付き物件も多くある。私は自分で揃えたかったので一人暮らしアパートは家具なしを借りている。 家具購入に関しては国関係なく大変なんだろうと思うが、部屋が広い(日本人からすると)ので色々家具を置けてしまう。

インターネット開通

出来事1:
WGアパートに入居した際、ちょうどWifi契約が切れてしまった。再度契約したは良いものの、起動(?)パスワードが郵送されるなどがあり1ヶ月ほどかかった。

出来事2:
一人暮らしアパートの際は、デバイスがインターネット開通に失敗していたのでプロバイダーの方に来てもらった。結局リフォーム物件だったためにアパート自体のwifiケーブルに不具合があった。プロバイダーの方がアパートの管理人さんと相談しながら直してくれた。これは色々あって3ヶ月かかった。

ベルリンのインターネット開通は1ヶ月は見たほうがいいというのが私の周りでも同じように認識されている。

日常

日用品探し

最低限生活に必要なものは日本から持って来たが、当然使い切るのでベルリンで買えるプロダクトを探す日々は今も続いている。

衣類購入

四季の洋服を日本から持ってくることは出来なかったのでベルリンで買うことになる。 私の身長は170cmで日本では背の高い部類。だが、ヨーロッパではごくごく普通の身長となり服装はMでちょうどいい。

病院探し

病院探しと予約は samedi というwebサービスを利用している。ドイツでは診察費が無料。

自転車・スクーター移動

日本とは違いフラットな地形かつ自転車用道路があるので自転車を利用する機会も多い。ドイツは右側通行で乗車ルールに慣れるのに時間がかかった。今の所私はシェアバイクサービスを利用したりシェア電動スクーターを利用したりして生活している。

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